子供への性の伝え方
こんにちは
del(デル)です。
今日は娘の小学校で、外部の先生を呼んで保護者向けに「子供への性の伝え方」講座が開催されるいうことで参加してきました。
会場はいっぱいで、保護者達の関心の高さが伺えます。
(2、3名男性も参加されていました)
私たち親の世代が、そもそも正しい性教育を受けていないこと、そして、私たちが子供の頃と、あまりにも環境が違いすぎるため、性の伝え方がわからないのは当然であると言われ、ほんとそうだよなー、と納得。
目からウロコはたくさんあったのですが、その一つが、
「女の子には100%月経教室があるのに、同じ体の第二次成長にも関わらず、男の子の射精教室がないのはなぜか?」という質問。
なんだと思います?
それは
「快感」が伴うから、
だそうです。
月経はどちらかというと「我慢、苦痛」など、ネガティブなことなので(まあここはいろいろ異論あるかもですが)教えやすいけれど、快感を伴うことを教えることがどちらかというとタブー視されていると。
ああ、いかにも我慢の好きな日本人。
でね、
本当に参考になる話ばかりで、参加して本当に良かったのだけれど、何だかずっとモヤモヤがありました。
なんだろう?と思ったら、
女の子の3、4人に1人、男の子の10人に1人(世界的には5、6人)が性犯罪の被害にあい
LGBTのお子さんの7割が自殺を考えたことがあり、そのうちの2割が実際に未遂までしているという、
犯罪や命に関わる大事なことなのに、それを教える責任が保護者に任されているってどうなの?ということでした。
今回の会だって、任意参加だし、平日なので参加したくてもできない方も多かったはず。
何より違和感だったのは、会の最初に副校長の
「こういう話は学校ではなかなか教えられないし、私もなかなか聞く機会がないので興味津々です。私の子はもう大きいので、孫に伝えようと思います」という挨拶。
なんで学校では伝えられない前提なんだろう??
区からも頻繁に不審者情報が送られてきているのに。
うーん、モヤモヤ。
そいえば、友人がこんなキャンペーンをシェアしていたので、できることから、と早速賛同しました。
「中学生に自分の体を守り、人生を選択できる力を育む知識を!「健康と安全のための包括的な性の教育」を目指し、指導要領を実態に即して見直してください!」
本当は中学と言わず、小学校から見直して欲しいなぁ。
とはいえ
企画してくれた保護者会に感謝です。