まさか教育本で泣くとは・・・ なぜ「偏差値50の公立高校」が世界のトップ大学から注目されるようになったのか⁉︎
こんにちは
del(デル)です。
以前参加した
「未来の先生展」で
たまたまお見かけした日野田直彦先生。
お恥ずかしながらどんな方か存じ上げなかったのですが、
そのときの先生のたった5分程度のプレゼンテーションが面白くって素晴らしくって。
開始数秒でみんなの心をぐっとつかみ、
会場にいる人全員を味方にしているのを目の当たりにして、
「この人只者じゃない!」
一瞬でファンになってしまいました。
その後開催された紀伊国屋書店のイベントにも伺って
遅ればせながらご著書も購入。
なぜ「偏差値50の公立高校」が世界のトップ大学から注目されるようになったのか! ?
- 作者: 日野田直彦
- 出版社/メーカー: IBCパブリッシング
- 発売日: 2018/08/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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電車の中で開いたら
読みながらワクワクが止まらなくって、
感動で涙が出てきて焦りました。
まさか教育本でこんなに心を動かされるなんて。
っと前置きが長くなりました^^;
日野田先生は、
偏差値50の大阪府立箕面高校に、
全国の公立高校の最年少(36歳)で着任し、
様々な学校改革を推し進め、
任期3年目には、
海外トップ大学への合格者を多数出すなど、
目覚ましい成果を出して話題になっている方。
2018年からは武蔵野女子学院中学校・高等学校の校長に着任し、
ダイナミックな学校改革を進めているそうです。
とは言ってもこの本は、
大学に合格するためのテクニック本とか、
私のメソッドを取り入れないとやばいですよ、と煽る系wでもなく、
そもそも学校はなんのためにあるのか?
教育とはどうあるべきなのか?
という、本質的な問いを投げかけ、
いつのまにか「手段」が「目的」に変わって、
思考停止になってやっていることを、
一緒に考えながら動いていこう、という、
答えなき人生を生き抜くために至極まっとうだけれども、
学校ではなかなか語られることのないことを
優しく語りかけるように、
前を向いて歩き出すための背中を力強く押してくれる
愛情に溢れた人生のエール本なんです(あくまで私の意見ですがw)。
なんとなく「改革」というと、
これまでのやり方を否定し、
新しいやり方をぐいぐい押し付けていくようなイメージを私は持っているのですが(偏見かな?)
日野田先生は、
ビジョンを示し一緒に考え、
変えたくない人には強制せず、
根気強く根気強く、
お互いが折り合いをつけられるところ見つけていく様子が何度も描かれていて
その数行に隠されている底知れぬ苦労と、
その苦労を上回る熱意が感じらるから、
あんなにワクワクして、
涙が溢れたのだろうと思います。
短期留学プロジェクトを作り上げるための、
周りを巻き込む力、
必死で食らいつく生徒達の苦悩と、
それを乗り越えた達成感と大きな成長の姿は本当に心動かされます。
もう良質な映画を観ているような気分でした。
これは単なる教育本ではありません。
我が子の教育、将来はどうなるのだろう?
と漠然とした不安を抱えている方は、
ぜひ読んでみてください。
「たった一つの答え」はありませんが、
前を向いて進んでいこう、
という勇気が湧いてくるはずです。
なぜ「偏差値50の公立高校」が世界のトップ大学から注目されるようになったのか! ?
- 作者: 日野田直彦
- 出版社/メーカー: IBCパブリッシング
- 発売日: 2018/08/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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#日野田直彦 #箕輪高校 #未来の先生展