デルの人生探究日記

子育て、夫婦関係の構築、親との関わりなど、日々探求した気づきを記録するブログ

「彼女は頭が悪いから」読後感は決して良くはないけれど・・・

こんにちは
del(デル)です。
 
耳読を始めてから、

家事や移動中に手ぶらで本を読めるのが便利過ぎて、
すっかり紙の本を読まなくなりました。
 
そうはいっても、
小説などは目で文字を読んだ方が
情景が浮かぶのでは?と
おかしな持論を持っていたのですが、
いざ耳で読んで?みると、
全然問題ない!
 
むしろ
より情景が頭に浮かぶ気がする!
 
ということで、
すっかりKindle本を耳で聴く派になりました。
 
耳読の方が、
読み上げ速度を上げることができるので、
紙よりも早く読めるのも
大きいんですよね。
 
とはいえ、
こちらの本は、
あまりにも内容が重過ぎて、
何度も中断しながら読みました。
  
2016年に実際に起きた、
東大生強制わいせつ事件を題材にした

「彼女は頭が悪いから」

彼女は頭が悪いから


学生達の恋愛や
友達に感じる劣等感やコンプレックスなど、
自分の学生時代や
娘はんもこんな風に感じるのかしらと
甘酸っぱい気持ちで読んでいたのが、
 
少しずつボタンが掛け違えられて、
おぞましい事件に発展していくにつれ、
読むのが辛くて、
何度か本を閉じました。
 
学歴格差
スクールカースト
男女のコンプレックス
理系VS文系etc...
 
多様性に乏しい
今の学校制度だからこそ
こんな格差や偏見が生じているんじゃないかなぁ。
  
インターネットも普及している今、
自分が学生だった頃の何倍も
「学校生活」はサバイバルになっている気がする。
 

親として

複雑な気持ちで読みました。


悲観的になり過ぎるのも違うけれど、
こういうことも起こる世の中である、
と知っておくことは大事かも。
 
読後感は決して良くはないけれど
読んでよかった一冊です。